MBTIごとの平均年収が判明!?調査レポートの解説

MBTI

trurityが2019年に行ったMBTIタイプ別に年収に関する調査レポート(PersonalityandIncomeReport2019)が公開されています。今回はそのレポートに基づいてMBTIタイプ別の年収に関する考察をしてみます。

MBTIタイプ別年収ランキング

このグラフは21歳以上が対象のMBTIの年収のグラフです。アメリカの調査のため単位はドルとなっています。年収順にまとめると次の通りです。

  1. 指揮官 (ENTJ): $59,993
  2. 幹部 (ESTJ): $57,831
  3. 討論者 (ENTP): $54,103
  4. 起業家 (ESTP): $53,275
  5. 主人公 (ENFJ): $47,292
  6. 領事 (ESFJ): $47,902
  7. 管理者 (ISTJ): $49,994
  8. 建築家 (INTJ): $46,986
  9. エンターテイナー (ESFP): $45,067
  10. 巨匠 (ISTP): $41,229
  11. 擁護者 (ISFJ): $41,835
  12. 広報運動家 (ENFP): $42,228
  13. 提唱者 (INFJ): $39,992
  14. 論理学者 (INTP): $38,411
  15. 冒険家 (ISFP): $34,595
  16. 仲介者 (INFP): $33,736

見てわかる通り外向的な人の方が年収が高いことがわかります。そして論理的(T)で計画的(J)な方が年収が高い方がわかると思います。

1位ENTJは納得感がありますね。論理性と外向性という成功に結び付きやすい要素を持ってます。ESTJやENTPも組織の中での立ち振る舞いが得意そうなので出世するイメージがあります。起業家はリスクと行動量が評価されているのでしょう。主人公や領事は人にやさしく良い地位につきやすいかもしれません。

ISTJやINTJ、INTPは起業家の成功者が多いことからもっと年収が高いイメージがありますが実際には平均値もしくはそれよりも低い結果になっています。これには理由がありますので後ほど考察します。

年齢別年収($)とMBTIタイプ別、年収解説

次は年齢別に平均年収を見ていきましょう。各年代別に見たい人は記事の最後におまけとして追記しているので見てみてください。

タイプごとに積み上げたグラフは次の通りです。

ENTJ:成功の道を切り開く指揮官

平均収入が高く、特に30代以降の収入が顕著に増加している。ENTJはリーダーシップスキルに優れ、組織を効果的に管理する能力があるため、高い収入を得る可能性が高い。

ESTJ:組織の安定を守る頼れる幹部

平均収入が高く、特に40代以降の収入が顕著に増加している。ESTJは組織内での管理と統率力に優れており、リーダーシップポジションや経営職で高い収入を得ることができる可能性があります。

ENTP:革新的なアイデアを持つ討論者

平均収入が高く、30代以降に急激に増加している。ENTPは創造性に富み、問題解決能力が高いため、起業やコンサルティングなどの分野で成功し、高収入を得る可能性がある。

ESTP:挑戦を楽しむ起業家

平均収入が比較的高い。ESTPはリスクを冒すことに抵抗が少なく、実践的なスキルを持っているため、起業や投資などで成功し、高い収入を得ることができる。。

ENFJ:人々を導くチームのリーダー

平均収入が比較的高めで、年齢が上がるにつれて収入が増加している。ENFJは人々を鼓舞し、組織内での協調を促進することが得意なため、経営や教育などの分野で高い収入を得ることができる可能性がある。。

ESFJ:組織の和を保つ頼つ領事

平均収入が比較的高めで、他のMBTIタイプよりも比較的高い。ESFJは人に対する思いやりと共感力があり、人々をまとめることが得意なため、人事、福祉、教育などの分野で高い収入を得ることができる可能性があります。

ISTJ: 組織の安定を守る管理者

平均収入がやや高い。ISTJは忠実で信頼性があり、組織内での管理や計画に優れているため、高い収入を得ることができる。

INTJ:革新的なアイデアで未来を築く建築家

平均収入がやや高い。INTJは戦略的思考と分析力に優れており、経営や技術分野で高い地位と収入を得ることができる。

ESFP:笑顔で世界を明るくするエンターテイナー

平均収入がやや低めで、特に60代以上の収入が顕著に増加している。ESFPは社交的でエネルギッシュな性格を持ち、芸能やエンターテイメント業界で成功することができるため、高い収入を得ることができる可能性があります。

ISTP:静かに成し遂げる巨匠

平均収入がやや低めで、60歳以上でも高い収入を維持している。ISTPは実践的なスキルに優れ、技術分野や建設業界などで高い地位と収入を得ることができる可能性がある。

ISFJ:組織の裏方で支える擁護者

平均収入が比較的低めで、他のMBTIタイプよりも比較的少ない。ISFJは忠実で責任感が強く、組織内でのサポート役として活躍するが、リーダーシップポジションにはあまり就かないため、収入がそれほど高くない場合がある。

ENFP:情熱で人々を引きつける広報運動家

平均収入は比較的低めで、他のMBTIタイプよりも比較的高い。ENFPは創造性と柔軟性に富み、人とのコミュニケーションが得意なため、広報、マーケティング、コミュニケーション分野で成功し、高い収入を得ることができる可能性があります。

INFJ:理想を追求する提唱者

平均収入が比較的低めで、年齢が上がっても増加傾向が緩やか。INFJは洞察力に富み、他者のニーズに敏感であるが、自己主張が少ないことが収入に影響する可能性がある。

INTP:知的好奇心で世界を探求する論理学者

平均収入が低めで、他のMBTIタイプよりも比較的少ない。INTPは論理的思考と創造性が高いが、実践的なスキルが不足しているため、収入がそれほど高くない場合がある。

INFP:心からのつながりを大切にする仲介者

平均収入が低めで、他のMBTIタイプよりも比較的少ない。INFPは創造性と共感力があり、芸術や非営利組織などで活躍することが多いが、一般的には収入が高いとは言えない。

ISFP:自分の道をゆったりと歩む冒険家

平均収入が低めで、他のMBTIタイプよりも比較的少ない。ISFPは芸術的才能に恵まれ、自由を重んじる傾向がありますが、一般的には経済的な安定よりも個々の価値観や興味に重きを置くことが多いため、収入がそれほど高くない場合があります。

考察

外向性が高いと若い時に成功しやすい

外向性が高いと若い時から人からの評価が高く評価されやすい傾向が考えられます。そのため内向的な人に比べて早く評価される傾向があるので、若い時から年収が高い傾向があります。

内向的な人は大器晩成型

ISTJを除いて内向的な人は年収が低いと思われるかもしれません。しかし論理性が高い場合は、後々成功する可能性が高くなります。たとえばINTJは30代で大きく年収が伸びており、ISTP、INTPは40代で年収が大きく伸びます。

内向的な人が伸びる理由としては次のようなことが考えられます。

  • 組織の中で信頼関係が築くことで人見知りでも評価されるから
  • 自分なりの価値観を突き詰めることで成果が出て評価されるから
  • 経験を積むことで自信が出てきて挑戦するから

つまり、内向的だからと言って悲観することはなく、キャリアや経験、信頼を積み上げることで年収は上がっていきます。

共感性が高い人はお金よりも優先度が高いことがある

共感性が高い人は年収が低くてコンプレックスに感じるかもしれないです。ただし、コンプレックスに感じる必要はないでしょう。

共感性が高い人は金銭的なメリットを追求するよりも他に幸福度が高まることがあるからです。具体的な例を挙げると次の通りです。

  • 社会貢献で地域との結びつきを大事にする。
  • 家族を支えることに喜びを感じる。
  • 友達との交流を深める。
  • アートなどで自己表現を楽しむ。

これらは年収以外にも人生において幸福なことです。仕事を抑えつつプライベートを充実されることで幸せを手に入れることの方が競争社会で疲弊せずに生きることができるので、むしろ現代においてはこういった幸せを追求するほうが確実かもしれません。

どうすれば良いか?

これらの考察を踏まえてMBTI別にどうするのが良いかをまとめてみました。少し偉そうになってしまい恐縮ですが参考にしてください。

  • 外向的な人は評価されているので現状に不満があれば努力することが大事です。
  • 内向的な人は積極的にアピールすることで若い時から評価されるように努力することが大切です。
  • 内向的な人は焦らずコツコツと頑張ればいずれ評価されるので気落ちしないでください。
  • 共感性が高い人は仕事以外の幸せを見つけることが重要です。(例: 家族、友達、創作活動…)

MBTI別向いている仕事、向いてない仕事

MBTI別に向いている仕事、向いてない仕事をまとめておりますので参考にしてください。

おまけ: MBTI年齢別のグラフ

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